ストーリー

この世を統べる「始まりの神」は、いつしか姿を消していた。

しかしそれでも回り続ける世界に、当初は戸惑っていた天界人たちも、次第に慣れていく。


すでに日常と化し、平和を感じ始めていた中で巻き起こった「地の神・エルヴアート」の魔力喪失、そして失踪──

のちに、ある天界人──レイリーが生まれたときにその魔力が奪われたのだと発覚し、未曾有の事態に天界は再び荒れ始めながらも、まだ幼い彼が地の神を引き継ぐこととなる。


事件はそれだけにとどまらず、魔界の気を帯びた「森」の出現。

同時期に起こった魔力の暴走によって、一部の天界人からはレイリーが疑われ、あらゆる懸念によって辺境の館へ幽閉されてしまう。


やがて成長し、ようやく外へ出る許可も得られて新しい暮らしにも慣れてきたころ、「森」へ向かった調査部隊と連絡が取れなくなっていると知らされる。

過去にも行われていた調査の被害を鑑みて、今回はレイリーの弟・ラウスが率いる精鋭部隊が送られていたはず。

危険を承知の上で、レイリーは水の神・ルルルと共に「森」へ足を踏み入るのであった……。

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