世界の色が失われる前に

あらすじSynopsis

「親友の異世界転移を阻止するために、俺は霊体となって過去へ遡ることになった」

鈴真は目の前で事故死した親友の空楽が、異世界転移していたことを知る。

しかし転移先は異形の蔓延る危険な世界だった……。

それを知った鈴真は空楽を救おうと奔走するが行き詰まり、自らも転移を試みるものの己には転移の資格がないと、死神を名乗る少女から告げられる。

そして、少女からある代案をされるのであった――


第二部あらすじ(ネタバレ注意)

※2021/5/27時点の最新話まで既読でも、その先の展開があらすじに含まれています

























第二部あらすじSynopsis Second division

異世界へ降り立った鈴真と空楽。

空楽の持つ本を使って彼自身が物語を展開していくと、そこで登場した魔法が実際に使えるようになると知った二人は、失われた鈴真の色彩を取り戻すため、スローライフを送りながら空楽は執筆活動を続けようとする。

しかし……世界のすべてが記されているという「万物の書」の伝説によって、空楽の持つ本が「万物の書」もしくはそれに準じたものでないかと疑われ、狙われ始めてしまう……。